「宇治学園」研修会を開催しました。

10月20日(火)、本校がコミュニティ・スクールとなって最初の研修会を開催しました。新型コロナウイルスの影響で、様々な行事が中止や延期となる中、学校運営協議会委員をはじめ、宇治高校教育後援会・同窓会役員、地域の方々の参加のもと、待ちに待った開催となりました。

講師には、島根県の隠岐から、海士町立福井小学校長の濱板健一氏をお迎えし、『学校の魅力化が地域を元気にする』 ~学校と地域の在り方について~ と題して講演いただきました。濱板氏は、統廃合寸前であった、島根県立隠岐島前高等学校の魅力化による隠岐の活性化・魅力化プロジェクトに、当時、教育委員会職員として直接関わられた経歴をお持ちで、まさに、宇治高校が直面し、現在課題として取り組んでいる事案そのものです。

講演では、隠岐島前の町を挙げての取り組みについて説明いただき、その中で「地域の1人ひとりが当事者意識を持つことが大事」ということを力説いただきました。参加者は熱心にメモを取りながら聞き入り、質疑応答・情報交換では多くの質問が飛び交い、大変有意義な情報交換を行うことができました。地域の方々からは一様に、「元気の出る良い講演だった」、「当事者意識、皆で、もう一度確認して、元気を出していきたい」といった言葉を多く聞くことができました。

本校は引き続き、宇治地域の活性化や様々な課題の解決に、地域と一緒に取り組んでいきたいと考えています。そのためにも、まずは本校がますます魅力を増し、多くの人に「入学したい高校」、「入学させたい高校」として認知して頂けるよう精進して参ります。

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