宇治地域のお祭りである【宇治物産まつり】が10月14日(日)に本校のグラウンドで開催されました。今年で２７回となる物産まつりですが、快晴に恵まれたこともあり、昨年を大幅に上回るお客様に来ていただきました。本年は、宇治高等学校も出店させていただきました。この日のためにキャリアスキルの授業で商品を考案・作成し、販売の練習もしてきました。

商品は1年生はアロマオイルをいれた色とりどりの「インテリアせっけん」を作成しました。2年生の「木工作品」では竹や木材を加工し、ヤスリで丁寧に磨きニスをコーティングすることで高級感を出すなど、工夫を凝らした商品となりました。3年生は宇治地域の特産品であるもち麦をつかったお菓子「もち麦クッキー」と「もち麦フロランタン」を作成しました。フロランタンは本来アーモンドなどのナッツ類を用いますが、本校ではナッツ類の代わりにもち麦が入っています。また、全校生徒で栽培したサツマイモも収穫し販売しました。どの商品も一つ一つ生徒が真剣に作成しました。

また、販売でも「商品」「販売」「会計」「整理」と４つの役割に分け、練習をしてきました。ほとんどの生徒は販売経験がなく、初めてのことでしたが、練習したことを確実に行い接客していました。そして、完売することができました。

そして、地域の方が出店されている所にボランティアとしてお手伝いもさせていただきました。その中でお客様に対する姿勢や声かけ、販売の流れなど多くのことを学んだと思います。初めてのことで不安も多かったようですが、地域の方々に温かく教えていただき、一生懸命取り組んでいました。

普段学校ではできない貴重な経験をすることができました。この行事を通して学んだことを学校生活や進路実現に活かしてほしいと思います。本当にありがとうございました。